TLIN1431-Q1
- AEC-Q100 (グレード 1):車載アプリケーション認定済み
- 機能安全対応
- LIN (Local Interconnect Network) 物理層仕様 (LIN 2.2A、ISO 17987–4:2016、SAE J2602:2021) に準拠
- ウォッチドッグ・スーパーバイザが内蔵され、ピンまたはシリアル・ペリフェラル・インターフェイス (SPI) により構成可能
- 12V アプリケーションをサポートする拡張機能
- LIN バスのフォルト保護:±58V
- 12V 電源で 125mA をサポートする 3.3V ( TLIN14313-Q1) または 5V ( TLIN14315-Q1) LDO 出力
- 10 ビット PWM またはタイマで制御された開放負荷および短絡検出機能を備えたハイサイド・スイッチ
- ハイサイド・スイッチとして構成可能な LIMP ピン
- 各種の入力スレッショルドまたは方法に対応した構成可能 WAKE ピン
- スリープ・モード:超低消費電流で、次のウェイクアップ・イベントに対応
- LIN バス
- WAKE 経由のローカル・ウェイクアップ
- 周期的および静的センシング
- 保護機能
- ESD 保護
- VSUP と VCC の低電圧保護
- TXD ドミナント・タイムアウト (DTO) 保護
- サーマル・シャットダウン保護機能
- バッテリ電圧モニタ内蔵
- 自動光学検査 (AOI) に適したリードレス QFN (20) パッケージで供給
TLIN1431x-Q1 は、ウォッチドッグ、ハイサイド・スイッチ、リンプ・ホーム機能、詳細な設定が可能な WAKE 入力ピンを統合した LIN (Local Interconnect Network) システム・ベーシス・チップ (SBC)です。本デバイスは、制御方式 (ピンまたは シリアル・ペリフェラル・インターフェイス (SPI)) を起動時に自動的に決定します。いずれの制御方式でも、ウォッチドッグはデフォルトでウィンドウ・ウォッチドッグに設定されていますが、柔軟性を高めるために、SPI 制御を使う場合には、20 種類を超える時間ウィンドウを持つウィンドウ・ウォッチドッグまたはタイムアウト・ウォッチドッグとして本デバイスを設定できます。
本 LIN トランシーバは、エンドオブライン・プログラミング用に 200kbps の高速モードを備えています。オンボード LED 用として、診断機能付きハイサイド・スイッチが用意されています。高度に設定可能な WAKE ピンは、周期的センシング用にハイサイド・スイッチと組み合わせて使えるため、ECU のスリープ電流を低減できます。WKRQ/INH ピンは、デジタル・ウェイク出力 (WKRQ) として、または VSUP に基づく禁止 (INH) 信号による外部電源用イネーブル・ピンとして構成できます。
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技術資料
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
TLIN1431EVM — TLIN1431-Q1 WAKE、HSS、ウォッチドッグ搭載 LIN の評価基板
この評価基板 (EVM) を使用すると、TLIN14315RGY と TLIN14313RGYを含め、TLIN1431-Q1 ファミリの各種デバイスを評価できます。すべての IC 信号に基板上でアクセスできるほか、基板上の機能を使用して TLIN1431-Q1 の機能にアクセスすることもできます。
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション ツール向け PSpice®
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TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
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TINA は DesignSoft (...)
| パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
|---|---|---|
| VQFN (RGY) | 20 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。