この製品には新バージョンがあります。
比較対象デバイスのアップグレード版機能を搭載した、ドロップイン代替製品
SN74AVC4T774
- 各チャネルに独立した DIR 制御入力
- 制御入力の VIH/VIL レベルは VCCA 電圧を基準
- 完全に構成可能なデュアル レール設計により、1.1V~3.6V の電源電圧の全範囲にわたって各ポートが動作可能
- I/O は 4.6V 許容です
- Ioff により部分的パワーダウン モードでの動作をサポート
- データ レート (標準値)
- 380Mbps (1.8V から 3.3V への変換)
- 200Mbps (<1.8V から 3.3V への変換)
- 200Mbps (2.5V または 1.8V への変換)
- 150Mbps (1.5V への変換)
- 100Mbps (1.2V への変換)
- JESD 78、Class II 準拠で 100mA 超のラッチアップ性能
- 次の水準を上回る ESD 保護 (JESD 22 に準拠してテスト済み)
- ±8000V、人体モデル (A114-A)
- 250V、マシン モデル (A115-A)
- ±1500V、デバイス帯電モデル (C101)
この 4 ビット非反転バス トランシーバは、設定可能な 2 本の独立した電源レールを使用します。A ポートは VCCA に追従するように設計されています。VCCA ピンには、1.1V~3.6V の電源電圧を入力できます。B ポートは、VCCB に追従する設計になっています。VCCB ピンには、1.1V~3.6V の電源電圧を入力できます。SN74AVC4T774 は、VCCA/VCCB を 1.4V〜3.6V に設定して動作させるように最適化されています。最低 1.2V の VCCA/VCCB で動作します。これにより、1.2V、1.5V、1.8V、2.5V、3.3V の任意の電圧ノード間での自在な低電圧双方向変換が可能です。
SN74AVC4T774 は、データ バス間の非同期通信用に設計されています。方向制御 (DIR) 入力および出力イネ ーブル (OE) 入力のロジック レベルに応じて、B ポート出力もしくは A ポート出力のいずれかがアクティブになるか、または、両方の出力ポートが高インピーダンス モードになります。本デバイスは、B ポート出力がアクティブになったた場合、A バスから B バスにデータを転送し、A ポート出力がアクティブになった場合、B バスから A バスにデータを転送します。A ポートと B ポートの入力回路はどちらも常にアクティブであるため、これらのポートには論理 High または Low レベルを印加して、ICC と ICCZ が過剰に流れないようにする必要があります。
SN74AVC4T774 は、制御ピン (DIR1、DIR2、DIR3、DIR4、OE) が VCCA から電源を供給されるように設計されています。このデバイスは、Ioff を使用する部分的パワーダウン アプリケーション用の動作が完全に規定されています。Ioff 回路で出力をディセーブルすることにより、電源切断時にデバイスに電流が逆流して損傷するのを回避できます。VCC 絶縁機能は、どちらかの VCC 入力が GND レベルになると、両方のポートを確実に高インピーダンス状態にします。
電源投入または電源切断時に高インピーダンス状態を確保するため、OE はプルアップ抵抗経由で VCCA に接続する必要があります。この抵抗の最小値は、ドライバの電流シンク能力によって決定されます。このデバイスは CMOS 入力であるため、それらの入力をフローティングにできないことは非常に重要です。入力が High (VCC) 状態と Low (GND) 状態のどちらかに駆動されない場合、ICC 電流の期待値よりも大きい電流が流れてしまう可能性があります。フローティングにされた入力は、静電容量、基板レイアウト、パッケージのインダクタンス、周囲の環境など、多くの要因の影響を受けて特定の電位に落ち着くため、リーク電流を最小化するには、これらの入力が誤ったスイッチング状態にならないように、これらの入力を High と Low のどちらかのレベルに接続します。
技術資料
設計および開発
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14-24-LOGIC-EVM — 14 ピンから 24 ピンの D、DB、DGV、DW、DYY、NS、PW の各パッケージに封止した各種ロジック製品向けの汎用評価基板
14-24-LOGIC-EVM 評価基板 (EVM) は、14 ピンから 24 ピンの D、DW、DB、NS、PW、DYY、DGV の各パッケージに封止した各種ロジック デバイスをサポートする設計を採用しています。
14-24-NL-LOGIC-EVM — 14 ピンから 24 ピンのリードなしパッケージ向け、ロジック製品の汎用評価基板
14-24-NL-LOGIC-EVMは、14ピンから24ピンのBQA、BQB、RGY、RSV、RJWまたはRHLパッケージを持つあらゆるロジックまたは変換デバイスをサポートするように設計された柔軟な評価基板(EVM)です。
AVCLVCDIRCNTRL-EVM — AVC と LVC をサポートする方向制御型の双方向変換デバイス向け汎用評価基板(EVM)
この汎用評価基板 (EVM) は、LVC と AVC に対応する、1 チャネル、2 チャネル、4 チャネル、 8 チャネルの各方向制御変換デバイスをサポートする設計を採用しています。また、同じチャネル数で、バス ホールドと車載向けの -Q1 デバイスもサポートしています。AVC は低電圧の変換デバイスであり、12mA という低い駆動能力に対応しています。LVC は、1.65 ~ 5.5V というより高い電圧を受け入れる変換デバイスであり、32mA という高い駆動能力に対応しています。
多くの TI リファレンス デザインには、SN74AVC4T774 があります。
TI のリファレンス デザイン セレクション ツールを使用すると、開発中のアプリケーションやパラメータとの適合度が最も高いデザインの確認と特定を進めることができます。
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
---|---|---|
SOT-23-THN (DYY) | 16 | Ultra Librarian |
TSSOP (PW) | 16 | Ultra Librarian |
UQFN (RSV) | 16 | Ultra Librarian |
VQFN (RGY) | 16 | Ultra Librarian |
WQFN (BQB) | 16 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点