TIDA-00909
高速駆動向け 48V/10A 高周波 PWM 3 相 GaN インバータのリファレンス デザイン
TIDA-00909
概要
低電圧、高速駆動、低インダクタンス ブラシレス モーターは、モーターの損失とトルク リップルを最小限に抑えるために、40kHz ~ 100kHz 範囲でより高いインバータ スイッチング周波数を必要とします。TIDA-00909 は、80V/10A ハーフブリッジ GaN パワー モジュールである LMG5200 を 3 個使用した 3 相インバータの使用によって実現するリファレンス デザインであり、シャント ベースの位相電流センシングを使用しています。窒化ガリウム (GaN) トランジスタのスイッチング速度は、シリコン FET よりかなり高速であり、GaN FET とドライバを同じパッケージに統合しているので、寄生インダクタンスが低減され、スイッチング性能が最適化されるので、損失が低減され、ヒートシンクの小型化または不要化につながります。TIDA-00909 は TI BoosterPack と互換性のあるインターフェイスを採用しており、C2000 マイコン LaunchPad™ 開発キットと接続して、容易な性能評価を可能にします。
特長
- 12V ~ 60V の広い入力電圧範囲を持ち、7Arms/10A のピーク出力電流を供給する 3 相 GaN インバータは、最大 100kHz の PWM でテスト済みです。
- スイッチング損失を大幅に低減した GaN 電力段により、PWM スイッチング周波数が高くなり、100kHz の PWM 時に最大 98.5% のピーク効率を達成できます。
- LMG5200 GaN ハーフブリッジ電力段は、PCB レイアウトの平易化と寄生インダクタンスの低減を通じてスイッチング性能の最適化を実現し、立ち上がり / 立ち下がり時間は 2ns 未満です。
- デッド バンドが 12.5ns と非常に短く、スイッチ ノード電圧のオーバーシュートとアンダーシュートが非常に小さいため、位相電圧リンギングが最小化され、位相電圧歪みと EMI も低減されます。
- 高精度 (0.1%) のシャント ベースの位相電流検出を実現します。
- C2000 マイコン LaunchPad™ 開発キットとの組み合わせで容易な性能評価を可能にする 3.3V I/O 採用 TI の BoosterPack 互換のインターフェイス。
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDROK3.PDF (72 KB)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
開発の開始
サポート・ソフトウェア
The design resource accessed as www.ti.com/lit/zip/tidccv5 or www.ti.com/lit/xx/tidccv5/tidccv5.zip has been migrated to a new user experience at www.ti.com/tool/jp/download/TIDCCV5. Please update any bookmarks accordingly.
技術資料
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タイプ | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | 設計ガイド | 48V/10A High-Frequency PWM, 3-Phase GaN Inverter Reference Design for HS Motors (Rev. B) | 2017/04/03 | |||
技術記事 | Five benefits of enhanced PWM rejection for in-line motor control | PDF | HTML | 2016/11/08 | |||
技術記事 | What’s next for Industry 4.0? The best new technologies shaping the future of smar | PDF | HTML | 2016/11/07 |