ソフトウェア
ドライバまたはライブラリ
TIDA-020079
ゾーンのリファレンス デザイン
TIDA-020079
概要
このリファレンス デザインは、パワー ディストリビューション、負荷のアクチュエータ駆動、車内ネットワークなど、次世代ゾーン制御モジュールの重要な機能を提示します。このデザインには、機能安全に準拠する PMIC とマイコン (MCU) の設計、理想ダイオード コントローラを使用した冗長電源管理、安全なパワー ディストリビューション用のスマート eFuse という特長があります。また、デザインは、ハイサイド ドライバ、モーター ドライバ、構成可能ドライバ、Class-D オーディオ アンプなど、ゾーン制御モジュールで期待される負荷のアクチュエータ駆動に役立つさまざまなオプションも搭載しています。このゾーン向けリファレンス デザインは、イーサネット、CAN、LIN などの多様な通信プロトコルを提示し、イーサネット AVB、10BASE-T1S、CAN FD Lightなど車載ネットワーク テクノロジーの新しいトレンドを実現するのに役立ちます。
特長
- 以下のハードウェア プロトコルを実装してイーサネット リング トポロジを最適化できるように、イーサネット スイッチを内蔵したマイコン：802.1Qav、802.1Qbv、802.1cb (部分的)、1588 TE、および 802.1Q ALE
- イーサネット PHY ハードウェア タイム スタンプ機能と、内蔵のメディア クロック調整機能を搭載した AVB イーサネット オーディオ サポート
- システムのリンプ ホーム (最小限の機能維持) モード (LHM) 機能搭載、ASIL D 定格のマイコンと PMIC
- イーサネット、CAN、LIN、スマート eFuse、MSDI オフボード スイッチ入力に基づくウェークアップ機能を搭載した低消費電力モード
- 最適化済みのマイコン GPIO：
- スマート eFuse とモータードライバの SPI デイジーチェーン
- SPI と I2C 向け IO エクスパンダ
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
ハイサイド スイッチ
TPS2HCS10-Q1 — 車載、I²T (電流の 2 乗と時間の積。ヒューズと同様、一定のエネルギー量に達したときに接続を強制的にオフにする) 配線保護機能と低静止電流 (IQ) モードと SPI 搭載、デュアルチャネル、10
Arm Cortex-R マイコン
AM263P2-Q1 — Automotive dual-core Arm® Cortex®-R5F MCU up to 400MHz with real-time control and expandable memory
マルチチャネル IC (PMIC)
TPS653860-Q1 — 車載対応、安全関連アプリケーション向け、2.3V ～ 36V、2.8A、パワー マネージメント IC (PMIC)
マルチスイッチ検出インターフェイス (MSDI) IC
TIC12400-Q1 — 車載向け、SPI 搭載、ADC 内蔵、35V マルチスイッチ検出インターフェイス (MSDI)
イーサネット PHY
DP83TG721S-Q1 — 車載、TC-10 搭載 1000BASE-T1 イーサネット PHY、802.1AS、高度な TSN および AVB 機能搭載
Arm Cortex-R マイコン
AM263P4-Q1 — 車載、リアルタイム制御機能とフラッシュ・イン・パッケージ機能を搭載、400MHz クワッドコア Arm® Cortex®-R5F マイコン
ブラシ付き DC (BDC) モーター ドライバ
DRV8245-Q1 — 車載対応、電流センシング機能とフィードバック機能内蔵、40V、32A の H ブリッジ・ドライバ
ハイサイド スイッチ