TIDA-010288
エッジ AI を利用、リアルタイムの不整脈分類に適するワイヤレス ECG ホルター モニタのリファレンス デザイン
TIDA-010288
概要
このエッジ人工知能 (AI) 対応のウェアラブル バイオセンシング ホルター モニタのリファレンス デザインは、心電図 (ECG)、心拍数、呼吸、ペース パルス、体温、動作などのバイタル サインを継続的に監視する最新製品向けの評価プラットフォームを提示します。このデザインは AFE159RP4 を活用して、低電力、高分解能、高集積の ECG 信号収集を実現し、最大 6 線式 (4 チャネル) とに対応するほか、TMP119 を活用して体温を監視します。測定データは MSPM0 MCU によってハードウェアアクセラレーションで処理されてリアルタイムの不整脈分類が行われた後、CC2340R5 (Bluetooth® Low Energy (LE) 5.3 をサポート) によってスマートフォンまたはリアルタイム表示用の医療用モニタシステムなどのリモート端末に転送されます。システム全体は、2 × CR2032 電池 (3V 入力) または 1 × AAA 電池 (1.5V 入力) で動作し、6 日間の動作寿命を実現できます。
特長
- オンデバイス AI ハードウェア アクセラレータにより、心臓に関する事象を迅速かつ正確に検出できます
- 高度な低消費電力機能と、必要なときだけ高分解能の記録と送信を実現することで、摩耗時間を延長できます
- ECG、呼吸数、ペース パルスの同期検出に適した、小型、マルチパラメータのシングルチップ ホルター モニタのデザイン
- 超低消費電力の 2.4G Bluetooth LE 5.3 と Arm® Cortex®-M0+ プロセッサはワイヤレス データ転送をサポートします
- 2 × CR2032 (3V、210mAh のコイン型電池) または 1 × の AAA 電池 (1.5V、500mAh) での動作をサポートする DC/DC コンバータ
- ECG、不整脈分類、呼吸、ペース パルスと体温をリアルタイムで表示する SimpleLink™ Connect モバイル アプリケーション
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。