TIDA-010026
EnDat2.2 アブソリュート エンコーダ向け、堅牢なインターフェイスのリファレンス デザイン
TIDA-010026
概要
このリファレンス デザインでは、EnDat 2.2 エンコーダに接続する堅牢なインターフェイスを紹介します。このインターフェイスは EMC 耐性、特にインバータのスイッチング ノイズなどの高速過渡に対する耐性を備えています。エンコーダの電源電圧は設定可能であり、ケーブルの短絡や配線ミスによる損傷を防止する短絡保護と故障を検出する診断フィードバックが組み込まれています。ロジック インターフェイスは 3.3V から最低 1.8V までの I/O をサポートします。このデザインは、TI の LaunchPad™ 開発キットとの互換性があり、C2000™ マイコンを使用して EnDat2.2 を容易に評価することができます。このデザインは、複数の EnDat 2.2 エンコーダと最大 100m のケーブルを使用したテストを実施済みです。
特長
- HEIDENHAIN EnDat 2.2 クロック周波数 16 MHz で最大 20m、8 MHz で最大 100m のケーブル長を超える
- 3.3V から 5V までの広い電源電圧範囲、半二重 RS-485 トランシーバ (THVD1450)、50Mbaud、同相範囲 ±15V、16kV IEC-ESD および 4kV EFT による、高い EMC 耐性を持つ非常に堅牢なインターフェイス
- IEC61800-3 に従った水準と合格基準でESD (IEC61000-4-2)、EFT (IEC61000-4-4)、サージ (IEC61000-4-5) の EMC 耐性要件を満たすことを試験済みの設計
- Endat2.2 仕様を満たす低リップル (50mVpp 未満) の出力の構成可能なエンコーダ電圧 (デフォルト 8V)
- 短絡保護と診断用パワー グッド フィードバックを備え、公称出力電流 250mA に保護されたエンコーダ電源
- C2000 マイコンや Sitara® プロセッサなどのホスト プロセッサに対し、EnDat 2.2 マスター ソフトウェアを実行するロジック インターフェイスのデフォルト 3.3V I/O
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRYY2.PDF (55 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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設計ガイド | EnDat 2.2 アブソリュート・エンコーダ向けの堅牢なインターフェイスのリファレンス・デザイン | 英語版 | 2019年 2月 28日 |