CONGA-3P-STDA4

Congatec の STDA4 SMARC モジュールは、TDA4VM アプリケーション プロセッサと DRA829J ネットワーク プロセッサをベースにしています。
このモジュールは、デュアル Arm® Cortex®-A72、DSP、ディープ ラーニング アクセラレータ (NPU) とマルチメディア アクセラレータ (GPU)、Arm® Cortex®-R5F マイコンを組み合わせた異種 SoC アーキテクチャを活用し、リアルタイム通信と安全機能をオフローディングする設計を採用しています。このモジュールは、過酷な環境で動作するアプリケーション向けに、産業用温度範囲の 40°C ～ 85°C で高い信頼性を確保できる設計を採用しています。 

さまざまな製品バージョンがあり、CONGA-STDA4 モジュールに、TDA4VM または DRA829J デバイスのどちらかを搭載できるほか、LPDDR4 RAM と eMMC 5.1 NAND フラッシュ メモリの両方に対してスケーラブルなメモリ サイズを選択できるフレキシビリティがあります。オプションの Wi-Fi モジュールや Bluetooth モジュールは、アンテナ用の SMA コネクタを実装済みのモジュールに取り付けることができます。

conga-STDA4 SMARC モジュールには、性能評価やソフトウェア開発を目的とする conga-SEVAL 評価キャリア ボードや conga-SMC1/SMARC-ARM コンパクト サイズ キャリア ボードとの互換性があります。

特長

Arm ベースのプロセッサ

DRA829J — ネットワーク・コンピューティング向け、デュアル Arm®Cortex®-A72、イーサネット 8 ポート、PCIe 4 ポート、C7xDSP 搭載 SoC TDA4VM — ディープ ラーニングとビジョンとマルチメディアの各アクセラレータ搭載、デュアル Arm® Cortex®-A72 SoC と C7x DSP

 

イーサネット PHY

DP83867IS — 産業用温度範囲、SGMII 搭載、信頼性の高いギガビット・イーサネット PHY トランシーバ

 

マルチチャネル IC (PMIC)

LP8764-Q1 — 車載 SoC 向け、単相 5A 出力、または 4相 20A の出力を供給するマルチフェーズ降圧コンバータ PMIC TPS6594-Q1 — 車載、5 個の降圧レギュレータと 4 個の低ドロップアウト (LDO) レギュレータ搭載、2.8V ～ 5.5V、パワー マネージメント IC (PMIC)