TIDA-010034
IP ネットワーク カメラ向け、IEEE802.3at Type-1 PoE と 12V アダプタからの入力に対応したポイント オブ ロードのリファレンス デザイン
TIDA-010034
概要
PoE (Power over Ethernet) を使用すると、データと同じイーサネット ケーブルで電力を供給でき、クロストーク、干渉、データ ストリームの破損の危険はありません。このリファレンス デザインでは、TI の DaVinci™ デジタル メディア プロセッサまたは種々のアプリケーション プロセッサをベースとした PoE または 12V アダプタを使用して電力を供給する IP ネットワーク カメラ用のエンド ツー エンドのパワー ツリーを紹介します。このパワー ツリーから、IP ネットワーク カメラの各種ペリフェラルに必要な以下のようなレールも得られます:イメージ センサ、モーター制御、イーサネット PHY、RS485 インターフェイス、IR LED 照明、オーディオ、モーション センシング、アラーム インターフェイス。
特長
- フォトカプラ不要のフライバック DC/DC コントローラ付き TPS23755 IEEE802.3at PoE PD
- タイプ 1 PoE 用の包括的な IEEE802.3at PD ソリューション
- 1 次側レギュレーション (PSR)、周波数ディザリング、高度なスタートアップ機能を持つ内蔵フライバック コントローラ
- 12V 出力で、効率 89% の PoE 給電のフライバック電力段
- スムーズな遷移で 2 次側アダプタを優先制御
- ダイオードの ORing なし:2 次側 ORing 用 TPS2121 パワー マルチプレクサで、アダプタ入力パスの消費電力を 88% 削減
- 2 つのパワー ツリーを実装:
- 高効率を実現:中間入力範囲の降圧コンバータを使用した 12V から PoL への変換
- 低コスト用:低入力範囲の降圧コンバータを使用した 12V ~ 5V から PoL への変換
- どちらのパワー ツリーも FPWM モード付き降圧コンバータを使用し、以下を実現:
- 高速過渡応答により、MPU コアおよび DDR RAM に電力を供給するレールで動的な負荷スイッチングに対応
- MPU コアや DDR RAM など許容範囲が狭い電圧レールでも低出力電圧リップル
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRZ07.PDF (83 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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設計ガイド | IEEE802.3at Type-1 PoE と 12V アダプタの入力に対応したポイント・オブ・ロードのリファレンス・デザイン | 英語版 | 2019年 2月 28日 |