TIDA-00992
車載用の逆極性保護リファレンスデザイン
TIDA-00992
概要
逆極性保護は、車載環境における標準的な必須保護機能です。取り外したバッテリ ケーブルを再接続する際に、間違ったバッテリ端子に取り付けてしまう可能性があります。このようなミスにより、ECU (電子制御ユニット) 内の部品が損傷を受けるおそれがあります。ECU の損傷を防ぐには、逆極性保護が必要です。ショットキー ダイオードを使用することもできますが、この場合は大きい電力損失が定常的に発生します。 一方、このリファレンス デザインは LM5050-Q1 と N チャネル MOSFET を組み合わせ、逆極性保護と消費電力の低減を実現します。
特長
- 12V / 24V / 48V 向けの逆極性保護に対応
- 複数のバッテリーを接続するための ORing コントローラを搭載
- システム効率を向上させ、非常に小さい静止電流を実現
- ショットキー ダイオードを代替し、消費電力を低減
- ISO7637-2、ISO16750-2 に準拠
車載
- CVT(連続可変トランスミッション)
- DC/DC コンバータ システム
- Fuel cell control unit (FCCU)
- eTurbo/チャージャ
- エンジン・ファン
- エンジン管理 - アクチュエータ - イグニッション
- エンジン管理 - アクチュエータ - ポンプ
- ガソリン / ディーゼル・エンジン・プラットフォーム
- ガソリン・エンジン
- クラッチ・シフト
- シフト バイ ワイヤ
- シート・ヒーター・モジュール
- シート・ファン・モジュール
- シート位置モジュール
- セミオートマチック・トランスミッション(AMT)
- ディーゼル・エンジン
- デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)
- トラクション インバータ
- トルク・コンバータ
- ハイブリッド車向けトランスミッション
- バッテリ管理ユニット
- 低電圧バッテリ システム
- 充電口の制御
- 流体ポンプ
- 統合型高電圧 (OBC:オンボード チャージャと DC/DC)
- 車両制御ユニット(VCU)
- 車両接近通報装置 (AVAS)
- 車載用途のジェスチャ検出
- 電動パワー・ステアリング(EPS)
- 電子シフタのアクチュエータ
- 電気自動車(EV)のトランスミッション
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRNE9.PDF (61 KB)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
理想ダイオード / ORing コントローラ
LM5050-1-Q1 — 車載対応、5V ~ 75V、400μA の静止電流 (IQ)、ORing FETコントローラ
技術資料
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* | 設計ガイド | Automotive Reverse Polarity Protection Design Guide | 2016/11/09 |