TIDA-00752
パルス数インターフェイスを採用した ±0.5°C 2 線式の電気的絶縁型 IC 温度センサのリファレンス デザイン
TIDA-00752
概要
高いコスト効率と使いやすさを特長とする高精度温度測定のためのリファレンス デザインです。新しい 2 ピン デジタル出力温度センサ IC と 1 線式パルス数インターフェイスを採用しており、同じ低プロファイル トランスと遠隔操作により、電力と単方向データの両方の伝送を可能にします。それにより、信頼性の向上とともに、電気的絶縁アーキテクチャの設計を大幅に簡略化します。さらに、誤差生成源の削減が可能になり、誤差の計算が容易になります。回路内の他の素子とのインターフェイスのコスト、精度、サイズ、簡潔性など、センサ選択の際に重要な役割を果たす要件に対応しています。この設計は、-50°C ~ 150°C の温度範囲で最大 0.25°C 未満の測定誤差、400VRMS の機能分離、および IEC61000-4-4 事前コンプライアンス テストを備えており、高精度温度測定システムの開発にかかる設計時間を大幅に短縮します。
特長
- 単一の低プロファイル トランスにより、電力供給とデータの電気的絶縁の両方を実現するとともに、データ ライン上での光カプラやデジタル アイソレータを不要に
- 2 線式インターフェイスにより、電力供給とデータ送信を行い、絶縁境界両端のリモート温度センシングを実現
- サーミスタに必要なシステム レベルの校正を不要に
- RTD と NTC の組み合わせ、または PTC サーミスタの代替として使用可能
- 高精度アクティブ/パッシブ部品を不要に
- 機能絶縁性能は 400VRMS で、誘電能力は 2500V 60 秒間
- 事前認証テスト:IEC61000-4-4 EFT (Level 4) に適合: ±2 kV – Class-A
- 温度範囲全体での精度
- LUT を使用する場合の測定誤差:< 0.25℃ (-35℃ ~ 150℃)
- 1 次伝達関数を使用した測定誤差:<0.25°C (15°C ~ 100°C)
- LUT を使用した LMT01 データシートに基づく保証限度:最大 0.5 (-20℃ ~ 90℃) 、最大 0.62 (90℃ ~ 150℃) 、最大 0.7 (-50℃ ~ -20℃)
パーソナル・エレクトロニクス
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRJB5.PDF (59 KB)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
MSP430 マイコン
MSP430F5528 — 128KB フラッシュと 8KB SRAM と 12 ビット ADC とコンパレータと DMA と UART/SPI/I2C と USB と HW 乗算器搭載、25MHz マイコン
技術資料
=
TI が選定した主要ドキュメント
結果が見つかりませんでした。検索条件をクリアしてから、再度検索を試してください。
1 をすべて表示
タイプ | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
* | 設計ガイド | 2-Wire Isolated Temperature Sensor Design Guide (Rev. B) | 2016/06/20 |